« Vol.67 『「やる!」と決める方法。』 | トップページ | 今月の本棚 【2004年11月】 »

2004年11月 1日 (月)

Vol.67 『自分のココロに栄養を与えていますか?』

周囲から一目置かれたければ、まず自分自身をきちんと扱うことだ。穴の開いたパンツをはいているときに、「オレは大物だ」という気分になれるだろうか?パンツに穴が開いていても、外からは見えないだろうって?いや、実はそこが重要なのだ。パンツに穴が開いていることは本人がわかっているし、身体もそれを感じている。自分が特別な存在だと思えるのは誰のおかげかというと、ほかならぬ自分だ。プライドは自分で持つものであって、周囲の誰かが与えてくれるものじゃない。

(『自分らしく生きているかい?』  アンドリュー・マシューズ 著
主婦の友社 P.83より引用 )

よく「カタチじゃないよ、ココロだよ」というセリフを聞くことがありますが、私はカタチもココロもどちらも大事、そしてカタチから入ってココロが変わることもあると思っています。以前、成長意欲の高いある経営者の知人がこんなことを行っていました。

「私はあるときから人に勧められて、出張時は必ず一流ホテルに泊まるようにしたんだ。お金に余裕があったわけじゃないから、はじめはかなり抵抗感があったよ。でも、1泊7千円のビジネスホテルと1泊3万円からの一流シティホテルでは、ロビーを歩く人の雰囲気も、部屋のゆとりも、窓から外の見晴らしも何もかも違う。そして、自然と『自分はこういうところに泊まるに相応しい存在なんだ』と思えるようになってきた。そして、いつの間にか収入がそれに見合うようになってきたんだ」

これもカタチから入って、ココロを変えていった例です。ただここで大切なことは、身銭を切っていること。サラリーマンが会社の経費で一流ホテルに泊まっても、懐は痛みませんから学びにはなりません。しかし、事業主がそれをやる場合、当然ながら頭の中で採算を考えます。「本当は7千円のホテルで済むところを3万円使うとなると、2万3千円は経費が増えて、会社の利益を圧迫していることになるぞ。これは自分に対するどのような投資になるだろうか?」この質問が脳にアンテナを張り、情報をキャッチしたり気づきを得て、自分を成長させていくのです。同時にココロのゆとりを実感でき、自分がそれに相応しいと錯覚させることができます。

もちろんこれは、ある程度は相応のレベルで行ったほうがいいでしょう。何も一流シティホテルに泊まらなくても方法はあります。新幹線のチケット購入時に普通指定席をぐっとこらえてグリーン車にしたり、不慣れな東京で移動する際に電車ではなくタクシーを利用したり。たまにはホテルのラウンジでゆったりと朝食をとってみたり。「単なる贅沢」で片付けるのではなく、ときにはココロに栄養を与えてみてはいかがでしょうか?

|

« Vol.67 『「やる!」と決める方法。』 | トップページ | 今月の本棚 【2004年11月】 »

今月のワニレポ(今月の一冊から)」カテゴリの記事