« Vol.65 『あなたにとっては小さなことが、相手にとってはスゴイこと。』 | トップページ | 今月の本棚 【2004年9月】 »

2004年9月 1日 (水)

Vol.65 『もし明日世界が滅びるとしたら、今日あなたは何をするか?』

「もし明日世界が滅びるとしたら、今日あなたは何をするか?」あまりにも恐ろしい質問だから、皆さんも答える必要はありません。もし読者の中に勇気のある人がいて、「俺はどうしても答えたい」ということなら、じっくり考えて正直に答えを出してほしい。明日死ぬという仮定の場合は、まだ理屈の脳が動く。死後の名誉とか残された家族に対して、いろいろな配慮が働くからだ。しかし世界が滅亡するとなると、少し事情が変わってくる。そういう配慮も一切必要でない無責任状態になれるから、普段は理屈の脳に押さえ込まれているものが、ここぞとばかりにあふれ出てくるのだ。

(『人生の目的が見つかる魔法の杖』 西田文郎 著  現代書林 P.63より引用)

今、私は自分の好きなことを仕事にしています。人の相談に乗って、解決策を導き出す。あるいはそのヒントを与える。周りの人々のインスピレーションとなるべく、自らの成長を加速させるために多くの体験や勉強をする。そんな日々をとても楽しく感じているし、今後もいろんなチャレンジをしていきたいと考えています。

そんな私は、以前次の質問をされたとき、回答に迷ったことがありました。「あなたにとって、仕事と家庭、どちらのほうが優先順位が高いですか?」私は考えました。「家族はもちろん大切だけど、僕の人生を生きる上で、仕事は重要だ。ミッションに沿った仕事をしていると思えるし、その仕事が大切な家族を支えている。だから、結果的には家族よりも仕事のほうが優先順位が上なんじゃないかな」

そんなある日、この本を手にとり、冒頭の質問(「もし明日世界が滅びるとしたら、今日あなたは何をするか?」)を自分に投げかけ、答えを本の余白に書き込みました。そして、その答えを読んで自分でビックリしてしまいました。

「家族と共に、これまで歩んできた人生の思い出をふり返り、幸せ感をかみ締める」

最後の日をイメージすると、そこに幸せ感を一緒にかみ締めてくれる家族がいなければならないことに気づいたのです。そう書いた自分が意外でした。それに引き換え、今の自分の時間の使い方は、果たしてどうか?仕事に集中し過ぎるがあまり、気がつけばロクに家族との会話をしないまま何日も時間が過ぎることはしばしば。まして子供が幼く手のかかるうちは、食事中でも夫婦の会話も表面的なものになりがち。気がつくともう何ヶ月もお互いの考え方や価値観に触れるような深い話しはしていなかったりする。

「おっと、バランス感覚を取り戻さなければ」と気づかされた、究極の質問でした。

|

« Vol.65 『あなたにとっては小さなことが、相手にとってはスゴイこと。』 | トップページ | 今月の本棚 【2004年9月】 »

今月のワニレポ(今月の一冊から)」カテゴリの記事