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2004年9月 1日 (水)

Vol.65 『あなたにとっては小さなことが、相手にとってはスゴイこと。』

 自分にとっては当たり前のことが、他人からするとスゴイことに見えることって、ありますよね。例えば、海外旅行。学生にとっては大きな支出の伴う一大イベントだとしても、海外を飛び回る経営者にしてみれば、日常の一コマでしかない。例えば、マラソン。ホノルルマラソンに向けてトレーニングしている人にとって、「10kmを走れ」という指令はたいしたことではないでしょうが、運動不足の中年サラリーマンなら相当苦痛でしょう。

あるいは会社の社長と社員の関係でも同じことが言えるかも知れません。先日社員5名の会社の社長が相談にきました。「うちは社員は頑張ってくれているのですが、定期昇給はしていません。やはり昇給の仕組みをつくったほうがいいのでしょうか?給料を上げれば皆、励みになってますます頑張ってくれるとは思うのですが、なんとなく不安なんです」

私は答えました。「“業績に関係なく給料が上がりつづける”という幻想を社員に抱かせないことは大切ですが、仮に1人5千円昇給しても、社員5人で月2万5千円、年間30万円のアップです。月5千円アップすることで、社員が生き生きと頑張って年間30万円以上の粗利をラクラク生み出すイメージが持てるのであれば、それもアリじゃないですか?」

毎月数百、数千万円を稼ぐ会社の社長にすれば、月5千円のアップは小さな額かも知れません。でも毎月20万円前後を受け取るスタッフにすれば、5千円のアップは大きなインパクトを持ちます。このように、自分にとっては小さなことが、他の人にとってはスゴイこと、って結構ありますよね。そのときに、私は思いました。

「自分が好きで得意な分野のことが周りにとっては大変なことだとしたら、その得意分野でたくさん貢献しておけばどうか。自分の苦手な分野で貢献してもらえて、トータルではものすごく助かるのではないか!?」

つまり、得意な分野で周りに貢献するのは、実はお互いに大変ハッピーなことなんです。

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