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2004年2月 1日 (日)

Vol.58 『あなたを考え続けさせる原動力は?』

 本屋のビジネス書コーナーに立ち寄ると、「いかに考えるか」についての本が山積みになっています。「ロジカル・シンキング」「図で考える○○」「質問力」などなど。これは、今の時代、ビジネスマンにとって考える力を鍛えることがとても重要であることの証明でしょう。
多くの人が、「どうすれば考える力が身につくか?」という質問をしますが、多くの場合、方法論ばかりが先行している気がします。今、多くの人にとって必要なのは、実は「どうやって考えるか」ではなく、「いかに考え続ける原動力を引き起こすか」ではないでしょうか。

かつては考えることが苦手だった私の経験から言うと、「考える方法ありき」で発想しているうちは、考える力は付きません。なぜかというと、「考える」のはとてもエネルギーがいるからです。そのエネルギーを引き起こす必要があります。つまり、考えざるを得ない状況を作り出さないと「考える方法論」を使う機会が得られないのです。

ある人は、営業で売れないときが考える機会になっています。つまり、営業で売れなかったときに、「こんなに良い商品が、売れないわけがない。それなのに、なぜ売れないのだろう?」という自分への問いかけが考え続ける原動力になっています。

またある経営者は、社員が期待通りに動かないときが考える機会になっています。社員が思ったように動いてくれないので、社長がその尻拭いに奔走していて、「こんな状況は耐えられない!」という怒りが「どうしたら良いか?」と考え続ける原動力になっています。

ちなみに私は、ナニクソ!と思ったときが原動力になっています。たとえば、人の前で恥をかいたとき。人から批判をされたとき。人から理不尽なことを言われたとき。そんな時に自分に投げ掛ける質問は決まっていて、次の質問を自分に投げ掛けています。
「私は今、非常に悔しい。だからこそ、この機会を私の成長につなげるために、一体何ができるだろうか?」
ところで、あなたを否が応でも考え続けさせる原動力は、なんでしょうか?

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