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2003年5月 1日 (木)

Vol.49 『生まれたアイディアに命を吹き込む。』

多くの人たちの行動を分析していくうちに、私はある事実を発見したのである。それは“アイディアというものは、生まれたときにすぐ手当てをしなければすぐ消滅してしまう”ということであった。アイディアが生まれたら間髪を入れず、明確な計画と迅速な行動を注力することによって、アイディアの生命を維持させなければならない。生まれたてのアイディアには手厚い看護が必要だ。1分間でも長く生命を維持させるように講じれば、それだけ長生きさせられるチャンスが大きくなるのだ。批判への恐怖はあらゆるアイディアを滅ぼしてしまう。その恐怖心があるかぎり、アイディアは具体的に計画化されることもなく、行動にもならないのである。

( 『巨富を築く13の条件』 ナポレオン・ヒル 著 きこ書房 P.181より引用 )

 セミナー講師をしながら、あるいは逆にセミナーを受ける受講生の立場として、日頃「もったいないな~」と思うことがあります。それは、多くの人が貴重なアイディアをどんどん聞き流しているということです。

まず、「メモをしない人」がいます。これは、私に言わせれば論外です。1日もすれば(あるいは1時間もすれば)ほとんど聞いたことは忘れ去られているでしょう。物凄く勿体無いことをしています。次に、「メモはするが適当な紙に書いている人」がいます。何かの紙切れとか、テキストの思いついたところとか。きっとこの人はそのメモ内容を再び目に触れさせることはないでしょう。その結果、「メモしても、どうせ見ないのだから、まあ書かなくてもいいや」となり、やがてメモをしなくなることもあるかも知れません。
(もちろん書かないよりは書いた方が記憶に残りやすいので、価値がないとは言いません)

私たちは「仕事や生活に生かすメモのとり方」を教わってきませんでした。学校の授業では、先生が黒板に書いたことをそのまま書くよう教わり、せいぜい欄外に自分の意見を書き込む工夫をしていれば良い方です。でも、それは勉強するためのメモ法であり、仕事や生活に生かすためのメモ法ではないことに気づきます。

私がそれに気づいて以来、習慣化していることは、「胸ポケットに入れたポストイットにアイディアを書く」ことです。そして、「それを実行した場合の見積時間と最終期限、ならびに協力者の名前」まで一気に書き込むのです。その間、かかる時間は1分以下です。

あとでシステム手帳やアイディアノートに、その書き込まれたポストイットをペタペタ貼るだけで、プランニングが完了です。同じことを何度も考える必要がないので、とってもラクです。思いついた瞬間、そのアイディアに命を吹き込み、生かしてあげてはいかがですか?

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