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2003年2月 1日 (土)

Vol.46 『なぜ私はそれをやりたいのか?』

たとえば、何かを途中でやめるというのは、多くの場合、その目標に対する理性、感情、欲求がそろっていなかったからです。<中略>三つの心が整合した目標は、飽きることがありません。私はフルートを吹いていますが、飽きたと思ったことはありません。最近は何に対してもすぐに飽きてしまう人が多いのですが、そういう人は、理性、感情、欲求がバラバラなのです。欲求だけで欲しがる人を、「亡者」といいます。感情だけで欲しがるのを、「むら気」といいます。理性だけで欲しがるのは、「頭でっかち」です。いわゆる「二代目」や、名家に生まれた跡取が失敗する原因も、これです。守るべき価値のあるものを継承することを、理性、感情、欲求の三つの心できちんと認識しているかどうかをチェックしなければいけません。

( 『日本人らしく凛と生きる武士道の智恵』 梅谷忠洋 著 
ゴマブックス P.112より引用 )

 梅谷先生に毎月学ばせていただいて、9ヶ月になります。数ある教えの中でも、私が自分の考えを検証する際のモノサシとしてとても効果的だと実感しているのが、この「理性・感情・欲求が一致しているか?」という質問です。
 新しいことを始めるときに、まず「なぜ私はそれをやりたいのか?」と質問を投げかけます。そして、理性・感情・欲求の観点から、なぜやりたいのかを順番に考えるのです。

 例えば、今年「VIPゲストを講師に招いての共同セミナーをやりたい」と考えています。それは、多くの場合、講演会に足を運ぶ勉強熱心な人の大半は、その講演を自分の成長のために生かす聴き方を知らないからです。「帰ってから、この話をどう生かすかを考えよう」としているのかも知れませんが、そんな悠長なことでは、間違いなく心の高ぶりも収まり、また元に戻ってしまいます。そこで考えました。私が自分のセミナーで行っているように、参加者が「そのままやるだけ」の状態に落とし込んだ具体的アクション(=“おみやげ”)を持ち帰れるよう、私が演出をし、VIPゲストの方にはいつもの要領でノウハウを語って頂くのです。
 ここで、この企画を本当にやるかどうか、先ほどのモノサシに当てはめて考えてみます。

「なぜ私はそれをやりたいのか?」

◆理性→
私のミッションである「ビジョンの実現化」の一環として、私がカバーできない分野の有効な情報や知識を大切なクライアントに伝えることができる。
◆感情→
日ごろは接点の持てないVIPゲストと一緒に仕事をできるワクワク感がある。
◆欲求→
この事業を通して、VIPゲストの思考回路を間近で習得し、私自身も成長できる。

・・・ということで、今年の新しい挑戦としてこれに取り組みたいと考えました。。

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