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2002年9月

2002年9月 1日 (日)

今月の本棚 【2002年9月】

1)「オープンブック・マネジメント」
ジョン・ケース 著/ダイヤモンド社

私が必要に迫られてクライアントに提供していた内容がほぼそっくりここに書かれていて、びっくり!

2)「創造のちから」
牧野昇 著/エイチアンドアイ

3)「この世で一番の贈り物」
オグ・マンディーノ 著/PHP研究所

4)「仕事ごころ」にスイッチを!」
小坂裕司 著/フォレスト出版

ほめる、と、ねぎらい、の違いは実はこんなに大きな違いだったんですね。

5)「話し方入門」
D・カーネギー 著/創元社

近々大きなセミナーの仕事が入っているので、自分の話し方をバージョンアップさせるヒントを発見。

6)「ライフスタイル革命」
ハーヴィー・ダイヤモンド マリリン・ダイヤモンド著/キングベアー出版

やりたいことをやり続けるには健康な体が不可欠。とりあえずは今すぐやれる体に良い習慣を1つ2つから始めたい。

7)「斉藤一人のツキを呼ぶ言葉」
清水克衛 著/東京経済新報社

8)「都立水商!」
室積光 著/小学館

下ネタ全開のストーリー展開を娯楽感覚で読んでみたら、なかなか奥深いエッセンスが織り交ぜられている。面白い!

9)「愛は脳を活性化する」
松本元 著/岩波書店

10)「あなたを活かすコーチング」
吉田典生 著/永岡書店

P26で紹介されている「信号コーチング」を吉田さんにおこなった「爽やかな好青年のWコーチ」とは私のことです。

11)「コーチングから生まれた熱いビジネスチームをつくる4つのタイプ」
鈴木義幸 著/ディスカヴァー21

対人問題で悩んだら、対策を考える際のヒントにしたい。

12)「なぜあの人は強いのか」
桜井章一 中谷彰宏 著/東洋経済

ある道を極めた人は、一流同志でつながるんですね。

13)「最高に仕事ができる人の10の思考法」
スコット・ヴェントレラ 著/徳間書店

14)「グローバル・リーダーシップ」
マイケル・J・マーカート ナンシー・O・バーガー 著 /中央書院

p47の「これからのリーダーに必要な資質」8項目はときどきチェックして、自身を振り返りたい。

15)「自分と未来は変えられる」
高塚猛 著/かんき出版

情報化社会・コミュニケーション社会にこれほど対応した経営者が他に何人いるだろうか。コミュニケーション・スキルと仮説構築力・データ活用力を磨きたい人は必読である。

16)「海馬」
池谷裕二 糸井重里 著/朝日出版社

この著者が31歳の若さで脳のメカニズムをここまで解明した背景には、やはり自身の苦労体験が活用されていたんだ。

17)「かがやいてこそ」
ひろはまかずとし 著/河出書房新社

18)「おもいのまんま」
ひろはまかずとし 著/河出書房新社

19)「にんげんだもの」
相田みつを 著/文化出版局

20)「宇宙の響き 中村天風の世界」
神渡良平 著/致知出版社

6年前に何度も読み倒した本を、久しぶりに読んでみたら、あの頃分かったつもりのことが、実はよく分かっていなかったことに気づかされた。

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Vol.41 『全体像を見せ、自分で判断してもらう。』

見せる絵が大きくなればなるほど、従業員は障害物を上手に避けられる。従業員に必要なのは大きな目標なのだ。大きな目標を持っていれば、瑣末な問題にこだわらないですむ。逆に、日々の個別の問題にしか目を向けさせず、従業員の興味を活かそうとしなかったら、些細な問題が山のように立ちはだかるだろう。要するに、会社の全体像を提示するのが肝心である。すべての事実を共有するということ。やりがいのある課題を与えて、ゲームのおもしろさや勝利の味を教えるということ。ユーモアや笑い、好奇心を刺激して、従業員のやる気を引き出すということ。小言を言ったり、怒鳴り散らしたりするよりよっぽど効果がある。

『グレートゲーム・オブ・ビジネス』 
ジャック・スタック 著 徳間書店 P.67より引用 )

 先日、妻の出産に伴って、病院から資料を揃えて欲しいと言われ、保健所や役場などにたらいまわしにされました。妻は産後で安静にしなければならず、私は平日は仕事で手一杯で時間をとれません。そこで、電話と郵送・FAXだけで済まそうと思い、保健所に電話をしたのですが、「とりあえず窓口まで来てください」の一点張り。結局、平日の忙しい中に無理やり都合をつけて保健所まで行くことに。いざ行くと、「この書類を手に入れるためには、税務署に行って来い」とか「役場で印鑑をもらって来い」とか、およそ"サービス化社会""生産性向上"という世の中の流れとは遠くかけ離れた対応を体験することになりました。なにより、彼の話は全体像が見えないので、言っていることが全く分からない
 
 税務署に「納税証明書」を取りに行け、というので、「平日の忙しいときに、そんな暇はない!」と言い張ると、担当者は「何を言うんだコイツは」という表情をしながら、しぶしぶ電話と郵送でやり取りできることを教えてくれた。そして、税務署に問い合わせると、すぐに証明書を送ってくれるのかと思ったら、そうはいかない。「その証明書を送って欲しい、と依頼する申請書」をまず入手しろ、というのです。そして、それを取り寄せるために、まず返信封筒付で依頼書を送付しなければならない、というのです!「なんたる非効率な仕事の仕方をしているのか!」イライラ度120%の感情を抑えつつ、「役人の仕事は、なぜこんなに分かり難いのか!?」と不満に思いながら、せめてこの体験から学べることはないかと考えたところ、1つ見つかりました。それは、新規事業で、お客様とデータのやり取りを頻繁に行うプロセスがあるので、「資料の受け渡しをいかに分かりやすくスムーズに行うか」そのシステムをきちんとつくる重要性を実感として認識できたということです。
この話をパートナーに話したら、納得のひと言。
  「まあ、役人の仕事の仕方がスムーズになったら、仕事が減って困る人が増えるからねえ。あえて複雑なままにしているのでは?」う~ん、そういう考え方があったのか。

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Vol.41 『10人の会議でも、1対1の面談と同様、 うなずきながら話を聞く。 』

 クライアント先で経営会議をしていると、面白いことに気が付きます。それは、「会議に参加する人数によって、発言者の話を聞く姿勢が違う」ということです。具体的には、こうです。

◆ 3人程度の会議 全員がうなずきながら発言者の話を聞く。
◆ 5~7人程度の会議 数人はうなずき、数人は無反応で発言者の話を聞く。
◆ 10人以上の会議 ほとんどの人が無反応で発言者の話を聞く。下を向いている人も多い。(資料を見ているのか、よそ事を考えているのか良くわからない)

 なぜ、人数が増えると聞き手のリアクションが落ちるのか。これは、参加人数が増えることで、その場における自分の位置付けが変わり、姿勢が変わり、反応も変わるということだと思います。たとえば2人(1対1)で話をしているときは、聞き手は、ちゃんと反応するわけですよね。目の前の人が自分だけに向かって話しているのに、無反応でいることはかなり困難です。誰だって、うなずいたり、あいずちを無意識で入れます。3人でも同様ですね。聞き手は自分ともう1人しかいないので、まだ当事者でいられます。
 これが、さらに人数が増えて、5~7人くらいになると、「自分が会話に参加しなくても誰か他の人が対応するから」という感じになり、みな無意識のうちに反応しなくなります。話し手との距離感が出来るとも言えます。そして、10人以上になるとさらに多くの人がそういう感じになり、50人以上の講演会などになると、うなずいて聞く人は1人か2人です。
 このことは、会議を進行する人と参加する人、双方が損をしていることに早く気づくべきだと私は考えます。誰だって、話しやすい雰囲気の中で話したいし、その方が議論も活発になるので、求める成果も得られやすくなるからです。

 そのコツは非常に簡単。会議では、話を聞くときに発言者を見て、うなずくこと。それをルールにすれば良いのです。そして、会議を始める前に必ずアイスブレイク(お互いの緊張感をほぐす会話のやりとり)を入れること。ぜひお試しください。

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今月の本棚 【2002年8月】

1)「報徳に生きた人二宮尊徳」
大貫章 著/ABC出版

二宮尊徳のすばらしいのは、数字をもとにものの道理や自然の摂理を教育し、お金と理念を両立させながら教育し、荒地を再生していったことですね。

2)「図解「儲け」のカラクリ」
インタービジョン21 編/三笠書房

どこにいくらのお金が落ちていくのか、普段意識しないことが見えてくると、ビジネスチャンスも見つかるのでは。

3)「粉飾答弁(上)」
木村剛 著/アスキー

4)「粉飾答弁(下)」
木村剛 著/アスキー

5)「7つの習慣ティーンズ」
ショーン・コヴィー 著/キングベアー出版

自分に約束して、それを守る。自己信頼残高を高めることでまず自分に自信をつけることがプラス思考の第一歩ですね。

6)「仕事は楽しいかね2」
デイル・ドーテン 著/きこ書房

納品された仕事をベストに昇華させる質問。「もっといい方法はないか?」「これが君にできる最善のことか?」

7)「ディズニーランド流心理学」「人とお金が集まる」からくり」
小川孔輔 著/日本経済新聞

ディズニーランドに人とお金が集中する構造を見事にわかりやすく解説している。堀貞一郎氏の講演を聞いたことがある人なら、さらに理解が進む本。

8)「社員の幸せを追求したら社長も成果主義も不要になった!」
日下公人 著/ソニー・マガジンズ

社員の幸せと収支勘定を見事に両立させた、日本流 組織体系のお手本として、じっくり研究したい本。

9)「ドイツに見る歯科医院経営の未来形」
秋元秀俊 著/オーラルケア

日本の歯科医療界のお手本たるドイツで、3分の1が銀行の特別 監視下で、しかも歯科ライセンス所有者の20%は歯科医療からあぶれているとは・・・。

10)「説教するな。説得しろ!」
佐々木宏 著/東洋経済

同じことを言っていても、順番次第で効果がプラス100にもマイナス100にもなる。言葉って、大切に扱いたい。

11)「成功曲線を描こう」
石原明 著/一世出版

困難なチャレンジを持続するには、目標が手に入った光景を具体的に描くビジュアリゼーションが重要。潜在意識の活用法がよく分かる。

12)「狙ったお客の80%は落とせる」
矢部廣重 著/マネジメント社

お客様から褒められ、感謝される仕組みをシステムにする ことで、スタッフのモチベーションを常に持続させたい。

13)「なぜこの店にはお客が入るのか」
小山孝雄 著/中経出版

14)「「ポスト・イット」知的生産術」
西村晃 著/メディアパル

6年前に読んだ本を再び読み返したら、まだまだ活用の幅が広いことを発見!胸ポケットにポストイットとペンは常備したい。

15)「「ポスト・イット」仕事革命」
西村晃 著/メディアパル

「自分の執筆の時間配分を知っておく」は大発見。A4・1枚で1時間と分かっていれば、ページ数をかけると必要なトータル時間がわかる。

16)「やっぱり使える「ポスト・イット」!!速読・速解の技術」
西村晃 著/メディアパル

予めポストイットの貼り方(=情報の整理の仕方)を決めておくことは、生産性アップに非常に役立つ。

17)「コーチングマネジメント」
伊藤守 著/ディスカヴァー

コーチングを実践している私にとっては、全体を体系的にチェックしたいときに最適。

18)「ポータブル・コーチ」
トマス・レナード 著/ディスカヴァー

自分自身をセルフコーチングする際に便利な1冊。

19)「ことばの魔術師からの贈り物」
オグ・マンディーノ 著/ベストセラーズ

20)「元気をつくる「吉本流」コーチング」
大谷由里子 著/ディスカヴァー21

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