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2002年6月 1日 (土)

Vol.38 『100年も経てば、だれも覚えていないさ。』

よくないことが起こった時に、「100年もたてば、だれも覚えていないさ」と言う人がいます。(中略)ある男性は、宇宙空間から太陽系を見おろして惑星の運行をながめていました。そこからは、彼自身も、かかえている問題点も、地球の表面のほんの小さなキズのようにしか見えません。これとは別の映像を頭に描く人もいますが、大筋においては同じようなものです。つまり非常に遠くから、そして時間の経過を早めてながめると問題が小さく見えるのです。

『神経言語プログラミング』 リチャード・バンドラー 著 
東京図書 p.50より引用

 考えごとをして、頭の中がいきづまることがあります。堂々巡りしてしまうこともあります。そんなとき私はなるべく自然が恋しくなるのですが、それが何故かわかりませんでした。

 山に行くと、雨に濡れた木や土の匂いがします。川が流れる音、鳥のさえずりも聞こえてきます。空気もきれいで、身体の中の空気をすべて入れ替えるぐらい大きく深呼吸したくなります。それが、頭をリフレッシュしてくれる効果があります。しかし、自然が恋しくなる理由はそれだけではないようです。今思うと

「自分がおかれている環境を、広く大きくすることで、相対的に自分が考えていることのスケールの小ささを実感したいから」

 のような気がします。

 「自分が基準としている尺度」を変えることで、自分が抱えている問題が大きくなったり、小さくなったりします。ボーリングのボールが、1cm刻みの30cmモノサシの横にあると大きく見えますが、1m刻み50mの陸上競技トラックの横にあると、小さく見えます。大きい、小さいというのは主観ですよね。だから、ある人にとって小さな問題が私にとっては大きかったりします。また、その逆もありますね。

  ならば、大きな問題を抱えている人の「基準の尺度」を、今よりも10倍大きくしてあげたら、どうなるでしょうか?たとえば部屋の中だけでうなりながら必死で考えている人が、グランドキャニオンの絶景を見たときに、その問題を同じ深刻さで抱えているでしょうか。

 自分の捉え方を認識し、それを自在にコントロールできれば、悩みも支配できるかも?

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