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2002年1月

2002年1月 1日 (火)

Vol.33 『自分の直感を信じてみる。』

直感を得るためのもうひとつのテクニックは、コインをはじいて出てきた結果に対し、どんな感情を抱くかを確認することです。コインを手に取り、表が出た場合に答えをイエスにするかノーにするか、事前に決めておきます。質問の内容について考えてから、コインを三度はじきます。それぞれイエスまたはノーの答えが出たとき、あなたがどのような感情を抱いているか、すぐ確認してください。ほっとしましたか?失望しましたか?勇気が湧いてきましたか?がっかりしましたか?不安になりましたか?いやな気分になりましたか?ワクワクしましたか?以上の感情は、あなたに語りかけてくる直感です。

(『人生の意味』 キャロル・アドリエンヌ 著  主婦の友社 p.190より引用 )

 私は最近、仕事でもプライベートでも、直感をもっと有効に活用したいなあと感じていました。なぜなら、全てのことを直感で判断できたら、相当なエネルギーと時間の節約になり、もっとたくさんのことをやれるからです。実際、プライベートで服を買いに行ったときに最終的に買うのは一番初めに「これ良いなあ!」と感じたものに落ち着くケースがほとんどです。また仕事でも、あれこれ悩んだ結果、最終決断は一番初めに思い浮かべた選択肢だったりします。初めに答えが出ているのに、なぜその後に膨大な時間をかけるかというと「その直感が間違っていないか」をじっくり検証し、後で後悔しないためだと思うのです。

 それならば、その直観力を磨くことができれば、検証をすっ飛ばしてどんどん次へ次へ走っていけることになりますよね。どうすればそれができるかなあ、と考えながらこの本を読んだところ、2つの視点で方法論があることが分かりました。

 1つは、「自分には直観力がある、ということを信じること」、そしてもう1つは、「自分の直感のもととなる信念・考え方を明確にすること」です。私の場合、後者については職業柄いつも考えているのですが、前者についての努力をしていないことに気付きました。   
そこで、以下のことをスタートしました。

「シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)・ダイアリーをつける」
偶然とは思えない出来事が起こった都度メモする。そして、週末にその意味あい (自分に何をもたらす出来事であったと考えられるか)を考える。

うまく事が進まない場合の障害、肉体が発する疲労感などのサイン、頭に浮かんだ重要と思えるアイデアやヒントなどを、気づいたらすぐにメモする。

この積み重ねが、私の直観力を磨いてくれることを期待しながら・・!

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Vol.33 『たった1つの質問が、明暗を分ける。』

 コ―チングというスキルをコンサルティングに活用するようになって、私自身多くの成果を得られました。その中でも私にとって大いなる収穫だったことは、「自分に対して行う質問」に意識を向けるようになったことです。

 コーチングは質問によって相手の行動を後押しするスキルです。そして、コーチングでは焦点を「過去」より「未来」にあてます。つまり、「原因追求」よりも「課題解決」にエネルギーを注ぎます。   
このことが腹に落ちると、例えばこのように自分に対する質問が変わってきます。
 
 <何か障害があって、思うように成果が得られないとき>

●かつての私が自分にした質問
    →「何が問題なんだろうか?」

●今の私が自分にする質問
    →「どんな条件が揃えば、期待成果を100%得られるのだろうか?」

この2つの質問は、大きな違いをもたらします。前者の質問はクヨクヨ感をもたらし、後者の質問はワクワク感をもたらしました。それは、後者の方が「期待成果を得られることを前提に発想するから」だと思います。
 

 これはセールスでも同じです。欲しそうなのに買うことを渋っているお客さまに「何が問題ですか?」と尋ねると、お客さまの頭の中は「買わない理由」がグルグル走り回ります。しかし、「どんな条件が揃えば、今すぐ買う決断ができますか?」と尋ねると、買うための条件を考え始めます。そしてお客さまがその答えを口にしたとたん、成約したも同然ですね。

 たったこれだけのことで、頭の中の検索エンジンを適切な、前向きな方向に走らせることができるなら、いろいろなことがやれそうな気がしませんか?

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今月の本棚 【2001年12月】

1)「僕が15で社長になった理由」
家本賢太郎 著/ソフトバンクパブリッシング

やりたいことを見つけるためにここまで大変な思いをした人がいることが分かると「私ももっと頑張れる」と思える。

2)「俺の魂」
アントニオ猪木 著/あ・うん

猪木にとっての力道山のように、絶対的に怖い存在というのは自分を高める最大の原動力になるのかも知れない。

3)「チェンジ・リーダーの条件」
P・F・ドラッカー 著/ダイヤモンド社

「すでに起こった未来」を人口構造や産業構造、他国の産業や場、知識の領域、企業の内部などにいち早く探し、手を打つべし。

4)「イノベータ-の条件」
P・F・ドラッカー 著/ダイヤモンド社

知識社会では、知識労働者自身が知識(生産手段)を持つため、労使を適切に結びつける高度なマネジメントが一層必要なんですね。

5)「プロフェッショナルの条件」
P・F・ドラッカー 著/ダイヤモンド社

問題を解決する手段は必ずある。成果を上げる際の制約条件は時間だけ。だからこそ、時間をコントロールすることが重要だ。

6)「人生の意味」
キャロル・アドリエンヌ 著/主婦の友社

シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)を軽視せずに、直観力を磨くことがビジョンの実現をスピードアップさせる気がした。

7)「稲盛和夫の哲学」
稲盛和夫 著/PHP研究所

厳しい自然が「よいこと」「悪いこと」を生活を通して教えてくれて いた時代と、保護されている今では教育の仕方は違って当然ですね。

8)「世界がもし100人の村だったら」
池田香代子 再話 C.ダグラス・ラミス対訳/マガジンハウス

100%を100人におきかえるだけで、世界がなんだか身近に 感じられて、不思議です。

9)「わかりやすく「伝える」コツ」
コラージュカルチャースクール 著/山下出版

わかりやすく伝えるコツも即効性があって良いですが、文章構成そのものも含め、トータルでとても参考になる本。

10)「プロジェクトXリーダーたちの言葉」
今井彰 著/文塾春秋刊

途方もない挑戦に向かって自分を励ましたいときに、この本が励ましてくれる。

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