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2001年9月 1日 (土)

Vol.29 『"ワクワク感"と"ナニクソ根性"は 両輪で、どちらも必要。』

 " ワクワク"というキーワードを最近よく耳にするようになりました。私自身も経営理念に折り込んでいるので敏感になっているのかも知れませんが、私の周りでは確実にそれを口にする人が増えています。これはおそらく、高度成長化時代の「ガンバリズム」から脱却し、サービス社会における「心の豊かさ」を求める人が増えてきたことの表れで、とても良いことだと思います。ただ、最近私自身に関しては、それだけでは不十分であることに気づきました。

 私自身が"ワクワク感"を強く意識し始めたのは、前の会社を辞めて独立してからです。サラリーマン時代はむしろ、"ナニクソ根性"がほとんどでした。何をやっても上手くいかない新人の頃はもちろんのこと、経験を重ねてからも、会社内外の諸先輩方に自分の未熟さを嫌というほど思い知らされたものです。もともと私は要領が悪い方なので、新しいことを始めると成果を出すのに時間がかかります。そのため、周りのプレッシャーや自分に対する苛立ちは毎日のように感じていました。そのときの"ナニクソ根性"を自分にとってプラスになる方向にぶつけ、瞬発力・行動力に変えていました。    そうは言うものの、やはりそれだけでは根負けしてしまうので、同時にビジョンを書き出して、「3年後はこうなっているんだ!」と"ワクワク"することを自分に言い聞かせて乗り切っていました。それがせめてもの励みでした。"ナニクソ根性"が9割という感じです。

 今はどうかというと、その頃とは逆です。自分が事業主である以上、上司も先輩もありませんので、やりたいことを好きなようにやれます。自分の意志で全てを決めることができるので、当然ながら"ワクワク感"が優先します。しかし時として、それが現状に満足して成長を停滞させる場合もあります。だからこそ、クライアントや友人・知人から指摘を頂いたときにはチャンスと捉え、"ナニクソ根性"につなげるように意識しています。

 瞬発力と持続力を高め、成長し続けるためには、「ワクワク感」と「ナニクソ根性」のバランスが大切なのかなと感じる今日この頃です。

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