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2001年5月

2001年5月 1日 (火)

Vol.25 『成功している今の自分が、将来の自分を励ます。』

「使っていないノートか日記帳を用意して、これに『サクセスダイアリー』という名前をつけるんだ。そうして君がやって成功したことを、みんなそのなかに書き込むんだ。できれば毎日書くこと。成功したことをすくなくとも5つ。ほんの小さなことでいいんだ。はじめは大変かもしれないね。こんなことが成功って言えるのかどうか悩むと思うよ。でも迷ったときは、いつも成功のほうに数えればいいんだ。自信はなるべくたくさんつけたほうがいいからね。

(『イヌが教えるお金持ちになるための知恵』  ボード・シェーファー 著  
草思社 p.58 より引用 )

 仕事上でもプライベートでも、新しいことに挑戦するときは、とても勇気がいります。また、ある程度の「自分に対する自信」も必要ですよね。ただ、常に自分に自信を持っていられる人というのは、どのくらいいるのでしょうか。もちろん、はたから見たらいつも自信に満ち溢れて見える人っていますよね。しかし、そんな人でもきっと、時には落ち込んだり、自信を失ったりすることはあると思います。

 私自身、今でこそ多少はコントロールできるようになりましたが、もともとは感情の波がとても大きいタイプでした。ですから、落ち込んだときには、よく周りの人に励まされ、支えられてここまでやってきました。

 そんな私でも、経営者の立場になると、「そうそう泣き言も言っていられない」という自負と、「そこまで落ち込む前に予防策を打とうとする」知恵が出てくるため、以前に比べると感情の波も少なくなったように思います。

 それでもなお、自信が無くなるときはあります。新しいことに挑戦して失敗が重なったりすれば、やはり落ち込みますよね。そこで、この本で紹介されている「サクセスダイアリー」がとても有効だと思い、1ヶ月前から私も始めています。
 成功と言うにはおこがましいようなこと、例えば「プリンターの調子が悪くなったため、新型の高速プリンターを買うきっかけができ、生産性がアップした」とか「○○さんから、ありがとうと言われた」など、ちょっとしたことを1日1つ以上、1行で書き溜めています。

 これは、ある意味、「成功している今の自分」が、「自信を失いかけている将来の自分」を励ます行為だと思って、地道にコツコツやっています。
 1年後にたくさんのサクセス記録を読み返すことを楽しみにしながら・・・。

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Vol.25 『自分が出したアイデアを漏れなく実践する。』

 コ―チングというスキル(技術)がここ数年、ビジネス界で注目されています。これは、的確な質問を投げかけることで、クライアントの行動を促し目標達成を支援するものです。私自身も1年ほど前からこのスキルの習得をスタートし、日々のコンサルテーションに取り入れています。それまではコーチングのようなことを我流で行っていたのですが、体系的に学び、トレーニングを受けることで、以前に比べるとかなり主体的に目的を果たせるようになってきました。

 そこで、今年に入ってから私自身もプロのコーチと契約をし、私が深く掘り下げて考えたいテーマについて定期的にコーチングを受け始めました。そこで気づいたことは、「質問をされることによって、私自身がいろいろとアイデアを思いつき、自分で解決してしまうことも少なくない」ということです。もちろんコーチの的確な質問や問いかけがあってこその成果ですが、実はアイデアは外に求めるだけではなく、自分の奥底に眠っているということを実感しています。

 私は、そのせっかくのアイデアを忘れてしまっては惜しいので、コーチングを受けながらその会話を録音して、普段雑用をしているときに繰り返し聞くことにしました。自分の声というのは不思議なもので、嫌でも耳に入ってくるんですね。特に、関心の高い話題に触れるとフックがかかるように意識が向くので、聞き流すだけでもokだったりします。

 また、これは数年前からやっていることですが、日常生活で閃いたアイデアや気づきは、胸ポケットに常備しているノート型のポストイットにその場で書き込み、事務所の壁(椅子に座ったとき丁度目にとまる位置)にペタペタ貼っています。そして、あまりに多くなって壁に貼りきれなくなった頃に、1つ1つ目を通し、自分の中で解決した内容のポストイットははがして、A4のクリアファイルに貼って保管しています。以前はアイデアをノートに書いていたのですが、読み返す機会があまりなく、そのまま忘れ去られるケースが多かったので、それ以来、「自分が出したアイデアを、いかに日常的に目や耳に触れる環境をつくるか」を考えるようになりました。そうすることで、ここ最近は自分の中での「未完了」がずいぶん減ってきて、ストレスもあまり感じない生活を過ごせています。

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今月の本棚 【2001年4月】

1)「スモールビジネスマネジメント」
デブラ・クーンツ・トラベルソ著/翔泳社

自社の課題について、客観的にチェックしたいときに。

2)「めざせ!CEO」
ジェフリー・J・フォックス著/万来社

経営者としての自分の行動を、客観的にチェックしたいときに。

3)「孫子の兵法がわかる本」
守屋洋 著/三笠書房

ものの考え方や人の動かし方について先人の知恵を借りたいときに。

4)「言志四録①」
佐藤一斎 著/講談社学術文庫

自分の判断基準や考え方がズレていないかを チェックしたいときに。

5)「部下を愛しますか?それとも失いますか?」
ビバリー・カイエ&S・ジョーダン=エバンズ 著/産業編集センター

 部下に対する自分の振る舞い方を、客観的にチェックしたいときに。

6)「成功の方程式」
中谷彰宏 著/ダイヤモンド社

今、成功しているベンチャー経営者の発想をヒントにしたいときに。

7)「人生にハンディなし」
上甲晃 著/寺田一清(講演録・小冊子)

苦しいときに、自分のおかれた環境をどうとらえたら良いかのヒントに。

8)「経済のニュースが面白いほどわかる本」
細野真宏 著/三笠書房

経済の基本や世の中の流れをイチから理解したいときに。

9)「株・投資信託・外貨預金がわかる基礎の基礎講座」
細野真宏&マネー経済プロジェクトチーム編/講談社

金融の基本や世の中の流れをイチから理解したいときに。

10)「一人の父親は百人の教師に勝る!」
チェスターフィールド 著/三笠書房

若者が充実した人生をおくるための参考書として。

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