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2001年1月 1日 (月)

Vol.21 『目先の"欲望"と"恐怖"に 支配されない環境づくり。』

 経営者や先生などリーダーとして人を導く立場にある人は、『どれだけ自己管理ができるか』がとても重要なポイントになると思います。自己管理とは、簡単に言えば『目標達成のためにやると決めたことを、きちんと実行すること』つまり、有言実行できることだと私は考えています。受験生なら受験勉強、やせたい人ならダイエット、営業マンなら営業活動を、『これだけやればゴールに到達できるだろう』というレベルで目標をかかげ、実行することです。目標と実行のどちらが欠けてもゴールには到達しないでしょう。

 しかし通常は、目標を決めてからゴールまでの間に、さまざまな感情が自分を襲ってきます。そのときの基軸となるのは、"欲望"と"恐怖"ではないでしょうか。例えば受験生なら、「ちょっと勉強をサボってデートに行きたい」という欲望と、「頑張ってはいるものの、本当に合格するのだろうか」という恐怖が常に襲ってきます。感情に支配される人は、そこですぐにくじけてしまいます。

 私もこれまでの経験として、目標を掲げた瞬間は「よし、やれる!あとはこの通りにやるだけだ」と奮起するのですが、日々時間が過ぎていくにつれて、その高い志が日常に埋もれ、いつの間にか感情に支配されているということがよくありました。その度に私は自己嫌悪に陥るのですが、なぜそうなってしまうのかを考えたところ、以下の2つの原因に行きつきました。

1."欲望"と"恐怖"という感情が、常に自分を支配しようと襲い掛かってくる事
2.そして、実は「自分はとても弱い」という事

 問題の原因が分かれば、対策は簡単です。要はゴールに達するまで軌道がずれない環境を積極的につくっていけば良いのです。つまり、タイムリーにチェックが入る環境づくりです。自分が弱く、だからこそ周りの協力が必要であることをお互いが認識していれば、その組織はとても強い力を発揮するのではないでしょうか。

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