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2001年1月 1日 (月)

Vol.21 『ムダ遣いって、何ですか?』

金持ち父さんは「それを買うお金はない」という言葉を口にしてはいけないと教えてくれた。貧乏父さんがいた私の家では、耳にするのはこの言葉ばかりだった。金持ち父さんは「それを買うお金はない」という代わりに「どうやったらそれを買えるようになるか?」と子供たちに自問させた。金持ち父さんに言わせるとその理由は、「それを買うお金はない」という言葉が脳の働きを止めてしまうからだ。つまりそう言ってしまえばそれ以上は考えなくてすむ。一方、「どうやったら…?」という問いは脳を働かせる。答えを探すために脳は考えざるを得なくなるのだ。

(『金持ち父さん 貧乏父さん』 ロバート・キヨサキ シャロン・レクター 著  
筑摩書房 p.223 より引用 )

 私も含め、多くの人は子供の頃から「ムダ遣いをせずに貯金しなさい」という呪文を繰り返し聞いてきたと思います。確かに「ムダ遣い」はしない方が良いし、万一に備えて貯金をした方が良いとも思います。しかし、よく考えると不思議ではないですか?
 「ムダ遣いとは、何をもってムダなのか?」「貯金をするのは、いつまでにいくら貯金をしたら、安心して買い物をして良いのか?」という肝心な根拠が欠けているような気がするのです。

 この本を読んで、私は「今までいかに根拠のない言い訳をしてきたか」に気づかされました。モノを買わないとき、「お金がないから」というラクな言い訳がすぐに出るのですが、本当は「必要と思っていないから」なのでしょうね。その必要性に納得し、それを買うためにどうすれば良いかを考える努力ができるなら、きっと買えば良いのだと思うのです。

 私は、最近流行りのボディマッサージを月1回くらい受けており、デスクワークで凝った肩や背中、足の裏をほぐしてもらいます。1時間で6千円程度の支出は、ある人に言わせれば「ムダ遣い」になるかも知れません。しかし、それによって気分転換ができ、さらに働く意欲を増進させられるのであれば、効果的な投資になります。もしそこが結びついていないと「ムダ遣い」になりますが…。

 おそらく私を含め多くの人は、何かが欲しくて支出の意思決定を迫られた場合、無意識に安易な道を選びがちでしょう。つまり、「ガマン」します。しかしそれは発展をもたらしませんし、ワクワクしませんね。それが本当に欲しいのなら、意識をして「思い切って支出をする」道を選び、その分、脳に汗をかいてそれを手に入れる努力をすることも重要なことなのではないでしょうか。

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