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2000年7月 1日 (土)

Vol.15 『頑張らなくても済む"しくみ"をつくる。』

 仕事の仕方について、サラリーマン時代と独立してからとを比較して、自分の中で大きく変わったことの1つに「しくみづくり」を常に意識するようになったことがあります。サラリーマン時代は、上司や周りに依存する心があったせいか、はたまた視野が狭かったせいか、良く言えば「目の前の仕事に全力投球」悪く言えば「目先のことに一喜一憂」でした。一言で言えば「余裕がない中で頑張っている」状態でした。

  独立してからは「頼れるものは自分だけ」という緊迫した環境のおかげで、目先のことだけでなく、常に半年先・数年先を視野に入れて考えるようになりました。とは言うものの、独立したからといって、突然大幅に能力が高くなるというものではありません。そこで、私は、「余裕を保ちつつも、目標を実現するためには?」をいつも考えていました。

 その結果、私が今まで実践していることを少しご紹介します。

1) 理念・中長期ビジョン・単年度目標を紙に書いた(正月に作成し、GWに見直す)。
2) 過去・今月・来月の自分の動きをパっとみて分かるようスケジュール帳の書き方をビジュアル化して、理想と現実のギャップをわかりやすくした。
3) さらに、「どういうことにどれだけ時間を使うと最も理想的か」を予め設定し、それに近づける方針でスケジューリングを行った。(やりたいことを時間軸で測定する)
4) また、「自分が勉強・研究したいこと」にいくら使うべきかを予め設定し、それに準じて投資した。(やりたいことをお金軸で測定する)
5) 周りの信頼できる方々に、上記1)をお話しし、「やらざるを得ない環境」を作った。
6) 仕事机の前の壁に、「気づいたことや学んだこと」をポストイットにメモして貼り、ふっと一息ついたときに目に触れさせる仕事環境を作った。
7) 無理に頑張りすぎて体を壊すことを避けるため、「戦略的に」休みをスケジューリングした。(結果としての休みではなく、予め心身を休ませる日を確保する)

 これらは手間のかかることですし、試行錯誤でやっていましたので、慣れるまでは少し大変でした。しかし、1つ1つはそれほど時間を取ることではありません。何より、「自分がどう動けば良いかの根拠づくり」ができ、その上で迷わず全力投球できる環境ができたことで、精神的にはかなり楽になったことを実感しています。

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