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2000年6月 1日 (木)

Vol.14 『スピードを2倍にすれば、利益は何倍!?』

 『スピード経営』の重要性が日増しに高まっていることを感じます。理論上は、一定時間内に2倍の速さで考えて動けたら、2倍の成果が出るので、たとえば2倍の  売上が実現することになります。このとき、2倍のスピードで動いたからといって、固定費(例えば地代家賃や人件費の固定給分など)は2倍になることはありません。すると、売上が2倍になっても固定費は一定ですから、利益はとんでもなく大きなものになりますね。しかし現実的には、そうならないと多くの人が思っているようです。これは、なぜでしょう?

ある人は「そんなことは、単なる理屈でしかない」と初めから鼻にかけません。
ある人は「そのように動けたら良いが、現実的な手段がわからない」と言って諦めています。
あるいは「ウチは店を構えていて、待ちの商売だから関係ない」と言います。

  「本当にそうなのかな~?」と疑問に思います。

 以前、新規営業を行っていた私は、それまで「新規営業は1日に3件」と思い込んでいたのですが、アポの取り方・移動の仕方・商談トークの工夫・事前の根回しなどによって、2倍の6件を訪問できるようになったことがあります。商談の質を下げず、量が倍になりましたから、当然のように2倍の受注が可能になりました。具体的な手段は、1つ1つ工夫できる視点をリストアップして、書き出してみると意外とひらめいたものです。

 今でも、半年前に2時間かけていた仕事は今は1時間でやれるよう工夫しますし、やらなくても良い仕事(というより業務)はどんどん削って、本当に私がやるべき仕事に注力できる環境づくりに努めています。自分ひとりで動くことの限界も感じますので、外部ブレーンづくりのための時間も積極的に確保しています。息抜きの時間も必要です。そのためにも「2倍のスピードで考え、2倍のスピードで動く」ことが大切になるのです。仮にお店を持っている人でも、定型業務を倍のスピードでこなし、空いた時間を「顧客との対話」「従業員の育成」「将来構想を練る」などの戦略投資につかう意義は十分にあると思います。

  一度、本腰をいれて「スピード経営」に取り組んでみる価値があると思いませんか?

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