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2000年2月

2000年2月 1日 (火)

Vol.10 『即時癖がツキを呼ぶ。』

即時癖とは、その場、そのときに処理してしまうことをいいます。ときとしてやらなくてはならないことを後回しにする人がいますが、このようにしていると仕事がたまってしまい、トラブルが発生する原因になります。何でもすぐに対応すること。例えば、何か懸案事項が入ったらすぐに対応し、行動して後に何も残さないことが大切です。

(『これからは人財の時代』 著者:船井幸雄氏 ビジネス社 p.52 より引用)

 社会人1年目の頃を今でもたまに思い出すことがありますが、私は本当に要領の悪い仕事の仕方をしていました。感覚的には、同期の人の2倍以上の時間を掛けないと仕事をこなせないような状況で、毎日が必死でした。同時に複数の仕事を抱え、その上に上司から新しい仕事の指示があると、もうパニック状態です。何回頭の中が真っ白になったことか・・・。

 最近ではおかげ様で、そうそうパニックに陥ることはなくなりました。それは、経験を積む中でいろいろ学んだからですが、中でも特に「仕事の優先順位づけ」は「相手のある仕事」においてはとても重要ですね。

 自分1人で完結する仕事ならともかく、ほとんどの仕事はお客様や同僚・部下との共同作業で進めます。この場合、「いかに相手にストレスをかけずに仕事を進めるか」が、気持ち良く仕事をする際のポイントになります。私が心がけていることは、「長期の仕事なら、中間報告をタイムリーに入れる」「簡単な仕事ならその日のうちにやってしまう」ことです。

 最近は、仕事においてメールの活用は不可欠となっていて、メールによるご相談をよく頂きます。そういう場合、緊急性が高いものばかりでもないのですが、できる限り当日中に返信するよう心がけています。それは、「返信すべきメールが何日分も溜まってしまうと大変」という事情もありますが、「待たされる側のストレス」を考えると、できる限り早くお返事したいからです。

 今やっても、後でやっても、「労力的にたいした差がない」のであれば、今やった方が相手にとっても自分にとっても好都合だと思うのです。仕事を受ける受け皿を常に空の状態にしておけば、最新の仕事が入ってきても、それだけに全力投球すれば良いので精神的に疲れません。先手の仕事は意外と疲れないものです。もし古い仕事が残っていて、それも一緒にやろうと思うと、後手に回って余計に疲れる気がします。

 ほんのちょっとしたことですが、積み重ねると大きな差になるのではないでしょうか?

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Vol.10 『今月の仕事と並行して、"3年後の仕事"をやる』

 情報技術分野の仕事をしている人達から、"ドッグイヤー(犬は人間の7~8倍のスピードで歳をとることの例え)"なんていう言い方を聞くことがあります。技術環境の変化 がめまぐるしく速いため、ちょっと油断をしていると今の自分の得意分野の市場価値が急落 してしまうようです。新聞を読んでいても、たった1年でものすごい変化があります。情報 化の進展が、あらゆる業界の垣根を切り崩し、小売業が金融業を始めたり、家電メーカーが ネット事業に参入したり、まさにボーダーレスの競争です。

 このことは、コンサルティング業にも言えることで、パソコンがなかった頃はものすごい 手間を掛けて(その分のご費用も頂いて)いたことが、パソコンを使うことで、大げさでな く「あっと言う間」にできてしまうことが多々あります。

 お客様とのやり取りも、昔は面談時に行うか、郵送でしかできなかったことが、今ではメ ールを使うことでリアルタイムに近い状態で情報交換ができます。また、いろんな分析や資 料作成も昔はコンサルタントが自分で全て抱え込み、その分長い時間が掛かっていたのが、 今ではお客様に部分的にお任せすることで、何倍ものスピードアップが図れるようになりま した。

 つい3年前と今を比べてみても、私自身2~3倍程度は生産性がアップしていると感じま す。経験を積んだことによる能力アップ分を差し引いても、2倍近くは間違いなくスピード アップしています。スピードアップした分、さらに高付加価値なサ-ビスを追求できます。 これは、他の同業者にも言えることだと思います。

 以上のことを考えていますと、環境変化に対応し続けるためには、「今月やるべき仕事」 と並行して、「3年後に芽が出る仕事」を今のうちから手がけていくことが大切だと痛感し ます。いわゆる「研究開発」的な仕事です。私は年初に「今年の3大研究開発テーマ」を打 ち上げ、現在少しずつ取り組んでいます。

  皆さんは「数年後のための研究開発テーマ」を考えていらっしゃいますか?

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